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形状
サイズ
機能
色
素材
東屋のお盆は特別な工芸品としての華やかさを押し出してはきません。なのに明らかにいいものだと分からせる凄みがあるのだから恐れ入ります。
素材は真鍮。東京・荒川の工房で、職人が一枚ずつ「ヘラ絞り」という技法で成形しています。金属板を回転させながら棒状の工具で方に押し付けて成形する、熟練の技術を要する手法です。
無駄な装飾が一切ない分、リムの美しさ、真鍮の質感が際立っていますね。
金色のお盆と銀色のお盆。どちらも真鍮からつくられていますが、銀色のほうは表面にめっき(純銀)が施されています。
金色は光を少し柔らかく反射して、どこかあたたかみのある印象。銀色は凛とした清潔感をまとっていて、食卓の空気がすっと引き締まるようです。
お盆としては少々小ぶりな24cm。お茶やコーヒーなど、ドリンクを運ぶのにちょうどいいサイズ感です。
カトラリーや調味料などをまとめる場所として、食卓に置いておくなんて使い方も大変に洒落ていますね。
また、お香立てや花器などと組み合わせて、簡単な静物の台座としても。真鍮ならではのほどよい重みと、どこか静謐な存在感が置いたものを引き立ててくれます。
小サイズは運ぶ道具としてだけでなく、置くことで空間の印象を変える「器」としても暮らしの中でじんわり効いてくる一枚です。
食事を運ぶという用途であれば、大サイズで間違いありません。
お盆としてはごく標準的なサイズ感で、茶碗・汁椀・小鉢・湯呑みなどを無理なくのせられるため、一人分の食事をまとめて運ぶのにちょうどよく、朝昼晩どの場面でも活躍してくれます。
もちろん食事だけでなくお茶と菓子を載せてお客様に出したり、小鉢を数点まとめておつまみセットにしてみたり。
お盆の上にのせることで、ほんの少しの“よそいき感”が生まれます。とはいえ気取りすぎず、きちんと見えて扱いやすい。日常と非日常のあいだをちょうどよく橋渡ししてくれる道具です。
新品のときのピカピカの金色、銀色は時間の経過とともに酸化・硫化作用によって鈍くくすみのかかった色合いに変化していきます。
使っていれば傷も付いたり、手や器の跡がシミのように残ってもいきます。それはどんなに丁寧に扱っていても避けられませんし、避けるべきものでもないと思います。
アンティークや古道具に心惹かれるのは、時間の跡が染み込んだような佇まいに、どこか安心や豊かさを感じるからかもしれません。少しくすんだ金属の鈍い光や、誰かが長年使った手触りには新品にはない魅力があります。
けれど不思議なことに、自分の手元にある道具が傷ついたり曇ってきたりすると、つい「汚れてしまった」「価値が下がってしまった」と感じてしまう。他人の手を経た“古さ”には趣を見出せるのに、自分の暮らしでついた痕跡にはまだ寛容になれない、そんな矛盾に気づかされることがあります。
“誰かの古道具”のように、“自分だけの道具”を育てていく。そんなふうに考えられるようになると、使うたびにほんの少し気持ちが自由になりますし、日々の暮らしの楽しみ方も広がる気がするんです。
・万が一お届けした商品に破損(割れ・欠け)などがあった場合は、7日以内に当店に破損状況がわかる写真を添付のうえご連絡ください。1営業日以内に良品と交換させていただきます。(連絡先は商品と同梱しております保証カードにも記載がございます。)
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・当店からお送りした段ボールや緩衝材など原状回復していただく必要がある場合がございます。破損があった場合には破棄しないようお願いいたします。
ステンレスならではの筋が傷のように見える場合がありますが、傷ではなく製品の仕様です。
製造工程で小さな凹凸や染みのようなものが見られることがあります。不良品ではございません。
ステンレスを曲げる際についた筋や小さな傷、接合部分に凹凸などが見られる場合がございます。
当店は、「食べる」につながるモノやコトをお届けするお店です。
それは料理をよりおいしそうに見せてくれる器だったり、かける手間や時間ごと楽しむ調理器具だったり、はたまた読み物だったり。
私たちは「感覚的でスピード感のある買い物を促す場所ではなく、商品説明をじっくりと読んで想像力を働かせ、納得感とワクワク感をもって購入するお店」を目指し、本当に良いと思ったモノだけを、ありのままの言葉で伝えることを何より大切にしています。
シキとサイにお越しいただいた方は、私たちと同じく毎日の「食べる」を、ただ必要だからという理由ではなく、心から楽しんでいる・楽しもうとしている方だと思っています。
食に対する意識が同じ方々に共感していただき、日々の生活の中に取り入れてもらえたらとても嬉しいです。