東屋の飯茶碗は、伊賀の土・伊賀の釉薬・伊賀の窯と、素材から焼成まですべて同じ土地で完結する器です。
特別な装飾がないからこそ土ものらしいどっしりとした構えと、ろくろで引いた跡の美しさが目を引きます。
伊賀の土は粒子が粗く、細かな石も交じるため、手でこねるのも一苦労。
ところどころ荒い土が飛び出したり、混じった石が表面に現れることもあります。
そんな土の個性を、四種類の釉薬がそれぞれ違ったかたちで引き立てています。
透明感のある石灰は、貫入が細かく入り、どこかキリッと締まった雰囲気に。
厚みのある釉薬でやわらかな印象の志野と黒飴は、土中の細かな粒が表面に浮き出て、伊賀土の存在もしっかり感じます。
そして松灰は、土のざらりとした質感を生かしつつ、釉薬の溜まりや手の跡に沿って生まれる濃淡で、一層渋みのある仕上がりに。
いずれも焼成時の置き場所や温度、還元の具合などによって色の出方に個体差が生じますが、いずれも焼き物ならではの風合いであり、不良ではありません。
サイズは大(350ml)と小(250ml)の二種類。
ご飯が150gほどがきれいに収まる小サイズは、やや逆三角形のすっきりとしたかたち。
大サイズはご飯が200gほど入り、全体的にふっくらとした丸みを帯びたシルエットです。
使い始めは目止めをしてください。着色や、におい移りを防ぐための大切なひと手間です。
ちょっと面倒に思われるかもしれませんが、手順としてはとっても簡単です。目止めのやり方についての解説ページがございますので、初めての方は参考にしてみてください。
使い終わったら水気をしっかりと拭き取り、風通しのいい場所に置いて乾かします。表面の水気が拭き取れても、土の目の中には水分が残っています。食器棚などに戻すときは特に気を付けて、しっかりと乾燥させることが重要です。
・万が一お届けした商品に破損(割れ・欠け)などがあった場合は、7日以内に当店に破損状況がわかる写真を添付のうえご連絡ください。1営業日以内に良品と交換させていただきます。(連絡先は商品と同梱しております保証カードにも記載がございます。)
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焼成の度合いや釉薬の性質上 色ムラや色幅が出やすく個体差が生じます。
土に含まれる鉄分が焼成時 表面に黒い点として現れたものです。赤土・黒土に多く見られます。
器に含まれている空気が焼成時に気泡となり釉薬の表面に小さな穴となって現れます。
素地と釉薬の収縮率の違いによって生じるヒビがございますが使用上問題はありません。
釉薬や化粧土を手作業でかけることによるムラや焼成中に釉薬が垂れた状態になります。
器の使い初めは目止め処理を行ってください。器に染み込もうとする料理の汁気や油の染み、匂い移りなどを防いでくれます。
当店は、「食べる」につながるモノやコトをお届けするお店です。
それは料理をよりおいしそうに見せてくれる器だったり、かける手間や時間ごと楽しむ調理器具だったり、はたまた読み物だったり。
私たちは「感覚的でスピード感のある買い物を促す場所ではなく、商品説明をじっくりと読んで想像力を働かせ、納得感とワクワク感をもって購入するお店」を目指し、本当に良いと思ったモノだけを、ありのままの言葉で伝えることを何より大切にしています。
シキとサイにお越しいただいた方は、私たちと同じく毎日の「食べる」を、ただ必要だからという理由ではなく、心から楽しんでいる・楽しもうとしている方だと思っています。
食に対する意識が同じ方々に共感していただき、日々の生活の中に取り入れてもらえたらとても嬉しいです。