淹れたてを味わう、
贅沢な時間
自分のためだけにお茶を淹れる。
慌ただしい毎日でも、その一杯は「いま」という時間にきちんと向き合うための、静かなひと区切りになります。
東屋の急須は、まさにその時間のためにあるような道具です。
ひとりぶんにちょうどいいものから、ふたりで分け合えるものまで。
淹れたての香りや温度をそのまま味わえて、洗うのも手軽。つい手が伸びてしまうのです。
日本の急須の伝統産地である愛知県常滑市の、技術が詰まった造り。
最後の一滴まできれいに注ぎきれるので、手を動かす一連の所作がとても心地よく感じられます。
所作に合わせて
選べるかたち
かたちは「横手」と「後手」の二種類(小急須は「後手」のみ)。
「後手」はコンパクトで収納性に優れ、安定感があります。
一方「横手」は湯を注ぐときの手首の返しがなめらか。
左利き用の仕様まで用意されているあたりに「選べるかたち」への誠実なこだわりを感じます。
急須のかたち
平急須 後手 容量300ml |
丸急須 後手 容量255ml |
小急須 後手 容量125ml |
平急須 横手 容量300ml |
丸急須 横手 容量255ml |
より美味しく飲むために
必要な道具たち
急須にお湯を注ぐ。それだけでも十分ですが、ほんのひと手間で、お茶の香りと味わいはぐっと広がります。
たとえば「茶海(ちゃかい)」。
お湯をいったん受け止めるこの磁器の器は、お茶を美味しく淹れるための影の立役者です。
煎茶なら適温はおよそ70℃。
ポットから直接注ぐ熱湯だと渋みが立ってしまうので、まず茶海に注ぐ。これで10℃下がる。そこから急須へ移せば、さらに10℃下がる。
ポット → 茶海 → 急須と湯を移すだけで、ちょうどいい温度になる仕組みです。
淹れたお茶は、茶碗に直接分けず、いったん茶海に集める。そうすると、濃淡のムラなく均一に整えられます。
茶葉の蒸らし時間を少し長めにすれば濃く、短めにすれば軽やかに。好みの加減を探すのも楽しみのひとつです。
熊本・天草の陶石からつくられた茶海は、白く滑らかで軽く、注ぎ口の切れも抜群。
サイズは大・中・小の3種類。丸急須(250ml)なら中(290ml)、小急須(125ml)なら小(200ml)、平急須(300ml)なら大(430ml)がちょうどよく合います。
テキスト:栗山 萌
写 真 :天神 雄人
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