レトロでかわいいだけじゃなく、
遊び心も詰まってます。
コンビーフコロッケ:梅花 6寸皿 (染付紺) / ソース梅花 4寸皿 (染付紺) / 切り干し大根のサラダ:ペイヴ 3寸小鉢(生成) / 大学芋・キウイ・味噌汁・白米・箸:スタッフ私物
スタジオエムさんの、2023年の秋冬新作のひとつである梅花。
梅の花をかたどった形状と、手書きでデザインされた小鳥はレトロな風情ですが、リムの立ち上がりとはっきりとした白地の生地は古風すぎず、和食にとどまらない料理の可能性を示してくれています。
羽ばたく鳥と華やかなリムという点では、スタジオエムさんの代表作ともいえるアーリーバードシリーズと一致していますが、繊細でやさしいタッチとお花の形状で、まるで別物に。
私の知る限り、スタジオエムさんの器で鳥の絵付が登場するのはアーリーバード以来。
いずれ和食器の代表作として羽ばたいてくれという期待が込められているのでは...と勝手に思ってしまいました。
あさりの酒蒸し:梅花 6寸皿 (染付茶)
銅板で貼り付けされた手書きのデザインの絵柄は、輪郭がほんのりぼけており、それが器全体に暖かみを与えています。
使われている色は一色ですが、色の濃淡で光の当たり具合も見事に表現されており、梅の花はより可憐に、小鳥たちは躍動感に溢れて見えるのです。
あさりの酒蒸し:梅花 6寸皿 (染付茶) / 鮭としめじの炊き込みご飯:いろは 茶碗 (菊文) / 漬物:おともの器 (ブラック) / 揚げ出し豆腐・味噌汁:スタッフ私物
個人的に胸を打たれたポイントはこの裏面。
表面の絵付と同色で塗りつぶされた文字で、大きく「福」の文字が描かれているんです。
(「福」じゃなくて「福」なのも、かわいらしいですよね)。
高台の高さや梅の花の形からも、この器が縁起物だということが伺えますが、ここまではっきり・真っ直ぐに伝えてくれると、素直にその恩恵に預かりたくなります。
あくまでも裏面なので、ハレの日などおもてなしされる側には伝わりませんが、こういった遊び心は粋で大好きです。
粋と言えば、羽ばたく小鳥もそのひとつです。
各色・各サイズにそれぞれ3種類の鳥の動きがあり、手元に届くまでお楽しみなのです!
梅花の魅力を最大限に生かす
2色のカラーバリエーション
おむすび:梅花 4寸皿 (染付紺・染付茶) / 漬物:隅入菱形 豆皿 (線画) / お茶:いろは そば猪口 (丸文)・スタッフ私物
カラーバリエーションは2色ありますが、それぞれが梅花の違った魅力を引き立てるような色味になっています。
酢豚:梅花 6寸皿 (染付茶) / エビとアスパラガスの塩炒め:色絵 小皿 (ピグミーヘッジホッグ) / 白米:デイジー (粉引) / 味噌汁:エブリデイ (ブラウン) / 箸:箸 (大豆色) / 鶏皮と胡瓜の和物・お茶:スタッフ私物
染付紺はThe絵付といった雰囲気。
キリっとした藍と白のコントラストは、なんとも涼やか。ちょっとこってりめの料理も軽やかに見せてくれます。
あさりの酒蒸し:梅花 6寸皿 (染付茶) / 鮭としめじの炊き込みご飯:いろは 茶碗 (菊文) / 漬物:おともの器 (ブラック) / ピーマンのおかか和え・揚げ出し豆腐・味噌汁・箸:スタッフ私物
一方 染付茶はセピアのような色味で、よりレトロチックな印象に。
ふんわりとしたリムも相まって、料理全体を包み込んでくれるような温かみを感じます。
サイズ展開は2種類。
盛り面小さめの6寸と4寸です
サイズ展開は6寸皿と4寸皿の2種類。
どちらも5枚の花びらのようなリムがあり、サイズによる形状やイラストの違いはありません。
6寸の盛り面は約14cm。ひとりぶんの主菜に程よいサイズ感。
3cmほどの深さがあるため、汁気の多いおかずも綺麗に盛ることができます。
4寸プレート(13cm)は取り皿としても、小鉢としても。
タレや醤油皿として使うとちょっと大きめで、餃子やお刺身を大胆にディップしても絶対にこぼれないという安心感があります。
白ベースの梅花は他の食器との相性も選ばず、大小で完結させても寂しさを感じさせません。
料理・文:栗山 萌
写 真 :天神 雄人
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