人は誰しも、一度はパスタ自炊にのめり込む時期があるのではないでしょうか。
かくいう私も、何度目かのパスタブームの真っ只中。お昼の鐘が鳴るやいなや、いそいそとお湯を沸かしにいく日々を過ごしています。
以前ハマった際は「どんな具材を合わせるか」という味付けの探究に夢中でしたが、今回のブームはメーカーごとの麺の個性を楽しむことに喜びを見出しています。
そうなると購入するのも大容量の業務用袋ではなく、500g入りの袋がメインになります。
丁寧にパッケージングされた「ちょっといいパスタ」を前にすると、破った袋のまま放置という雑な扱いが、大変不憫に感じてくるようになり。
一度そう感じると、今度は湿気や劣化などこれまで意識すらしてなかった部分も気になってきて。とうとう、専用の場所を確保することにしたというわけです。
使ってみてまず感じたのは、そこにあるべきものがちゃんとあるいう状態の気持ちよさ。
コンロ横の、ツールボックスの隣。パスタの定位置が決まると、探す・しまうという動作が不要に。
アンティークの道具入れを思わせる無骨なつくりは、キッチンの場所をとるのにふさわしい堂々とした存在感があります。
蓋ががぱっと大きく外れる構造のため、麺を抜き取る際に本体を持ち上げたり傾ける必要がありません。
スケールの上に載せておき、必要な分だけをスッと抜き取るだけ。お湯が沸いてから準備を始めても、慌てずに済みます。
500gの袋がちょうど入るサイズ感なので、新しいパスタへの切り替えも簡単。
もちろん袋から出して入れた方が見栄え的にはいいのですが、蓋が閉めづらくなってしまうので使いやすさを優先するなら袋ごとがおすすめです。
料理・文:栗山 萌
写 真 :天神 雄人
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