瓶越しに、
四季を楽しむ。
新生姜の甘酢漬け、レモンのシロップ、梅酒、豆板醤、柚茶、実山椒…。
瓶がひとつ空いたら、また何かを仕込みたくなって、旬の素材を探しにスーパーへ。
そうして瓶に何かを詰める作業そのものが、次の季節を向かい入れる準備のようなものになっています。
洗いやすく、装飾のないまっすぐなデザインは台所の中でも自然に馴染み、蓋の開け閉めもスムーズ。
重みのあるガラスは熱湯消毒もできるし、金具やパッキンも外して洗えるから、仕込むたびに気持ちよく整えられる。
当たり前のことばかりに思えるけれど、そうした「当たり前」がきちんと揃っていることの、なんとありがたいことか。
当然のように手が伸びるのは、その頼もしさゆえかもしれません。
正直買いすぎてしまった果物や野菜をみては、ため息だけで終わらせてしまう日もありますが、やってしまえばこっちのもの。
透明なガラス越しに移り変わる景色を見ると嬉しくなって、あの後悔した日々をすっかり忘れて「次は何を仕込もうか」と思ってしまうのです。
また、温度上昇や発行により内部の圧力が増すと、びんの中に溜まった空気を外に逃がしてくれるという脱気機能付き。
これにより外気の侵入をしっかり防いでくれるので、果実酒や発酵食品にも安心してお使いいただけます。
脱気を解除するには、パッキンのベロの部分を引っ張るだけ。これでフタも簡単に開けられます。
迷わないための、
サイズのご案内
仕込むものの種類や量によって、瓶のサイズ選びは意外と悩ましいもの。
セラーメイトの瓶は0.5Lから4Lまで、5つのサイズ展開があります。
0.5Lサイズは、にんにくの醤油漬けやしょうがのはちみつ漬けなど、少量の保存にぴったり。
蔵庫の隅にもすっと収まるので、普段使いの調味料づくりにも向いています。
1Lサイズになると、レモンシロップや小さめのピクルス、試しに作る果実酒などにも。
漬け込む量が少ないぶん、完成までの時間が短いのもいいところです。
2Lサイズは、らっきょう1kgや塩麹、醤油麹などに。
梅酒なら梅500gでちょうどよく、果実と砂糖、リカーが気持ちよく馴染むちょうどよい深さと広さです。
そして“梅しごと”の主役といえば、3Lか4Lの大きめなサイズ。
梅1kgの梅干しや梅シロップがきれいに収まります。
家族分の保存食を、季節ごとに仕込んでおきたい人にはぴったりのサイズ感。
もっとたっぷり仕込みたいときは、4Lサイズを。梅酒なら梅1kg+ホワイトリカー1.8Lがゆとりをもって入ります。
しっかり作って一年分を備えたいという方には、安心の一本です。
料理・文:Moe Kuriyama(
@moe__meshi_)
写 真 :Yuto Tenjin
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