150年間続く、ドイツの伝統技術が造る
テーブルナイフ
ナイフ:オールドジャーマンナイフ レギュラー / 生ハム:アソルティS(黒) / フォーク:フリシティブラック フォークM
ロベルト・ヘアダーとは、「ゾーリゲン」という世界的にも有名な刃物の地で生まれた、古くから伝わるドイツのテーブルナイフです。
ゾーリンゲンには「ツヴィリング(赤い四角に双子がいるロゴの会社)」と「ヘンケルス(門番のようなアイコンのロゴの会社)」という有名な刃物ブランドの産地ということもあり、知名度としてはそう高くはありませんが、ずっと使いたくなる飽きのこないデザインと、職人仕事にこだわるからこそ出せる高い品質で、根強い人気があります。
見た目は大変かわいらしいテーブルナイフですが、実際に切ってみるとちょっとびっくりするほどの切れ味を持っています。
それもそのはず。ロベルト・ヘアダーは機械製造が進んだゾーリゲンで珍しい手作業刃付け生産を行っており、150年間その製法が変わっていません。
個人的に包丁は“その地で使う食材を切るものに合うよう作られている”と考えているので、包丁は国産のもので揃えていますが、テーブルナイフに関してはむしろ海外派。理由は同じくテーブルナイフが当たり前のように使われている地のものを使いたいからです。
切る・すくう・塗る。
出しっぱなしが当たり前の存在に。
海外製のテーブルナイフは他にもありますが、ロベルト・ヘアダーの特徴はなんといってもこの形と刃の薄さ・鋭利さ。
やわらかい果物にもスッと刃が入り、身を削ぐことなく皮が剥くことができさらに蜂蜜やジャムもすくいやすいのです。
固いバゲットはもちろんのこと、焼きたてふわふわの食パンもツツツーと刃が通ります。
バケットを切り、バターを塗り、ジャムを乗せる。これらの動作がこれ一本で完結します。
ドイツでは「朝食用ナイフ」と称されるだけあって、ミニサイズであればナイフから直接ジャムをすくえますし、刃先が瓶を傷つける心配もありません。
サイズ感的にはペティナイフと似ており、どっちかを持っていればいいのかなと思う方もいるかと思うので断言しますが、まるで別物です!
ペティはあくまでもミニ包丁。料理の過程で必要になる作業を行う道具であり、テーブルナイフは食べる直前に必要になる作業を賄ってくれる道具です。
正直、ないと困るものではないかもしれません。
ですがあると常に食卓のうえに出しっぱになっている、そんな存在です。
持ち手はオリーブウッドを使用。
天然なので個体差があります。
丸くてすべすべとした手触りの木部は、天然のオリーブウッドで作られており、木目が個体差があります。自然なつやは使い込むほど味わいを増していきます。
表面に耐水加工は施されていますが、刃と同様使い終わったらすぐに拭くを徹底してもらえればよほど錆びることはないと思います。オリーブオイルなどの天然オイルを染み込ませた布で時々磨いてあげると、木の滑らかさを長く保てます。
テキスト:栗山 萌
写 真 :天神 雄人
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