もう一本、
手元に置きたい菜箸
ステンレス製の菜箸こそが完全版だと思い込んでいましたが、久しぶりに木製を手にしてみると、手にしっくり馴染む感覚が。
まず何よりも感じたのは、手元で自在に動かせる軽さ。
鍋肌に自然と沿ってくれる細さも、やはり木製ならではの心地よさがあります。
もちろん、焦げたり反ったりといった使用による避けられない変化はありますが、そこはもう「消耗品」と割り切り、日々の調理でガシガシ使ってこそ道具。
焦げが気になる場面では金属(ステンレス)製を、繊細な手仕事にはこの菜箸を。
トングやヘラがいくつもあるように、菜箸にも使い分けがあっていいと思うのです。
長さは約30cmと揚げ物や炒め物など、火を使う場面でもしっかり距離をとれる安心感がありながら、動作の邪魔にならないほどよいサイズ感。
滑りにくい角型なので、葉物の盛り付けや細かな作業にも適しています。
焼印された「木屋」のロゴと、付属の麻ひももさりげないアクセントに。
毎日の調理に自然と寄り添ってくれる、頼もしい一本です。
同じ箸でも、ひとつずつ表情が異なりますが、天然素材の味わいとしてご理解いただければ幸いです。
料理・文:栗山 萌
写 真 :天神 雄人
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