自然界の情景や気配を、模様というかたちで器に落とし込んだ「mandala」シリーズ。
器の表面ににじむ濃淡や揺らぎは、色の層でもあり、空気の層のようでもあります。
「まだら」という言葉は本来、色や濃淡が入り混じる状態を表すもの。
けれどこのシリーズが伝えてくるのは、その混ざり合いがいかに豊かで、奥行きあるものかということ。
その語源は、「色と形が混じり合い描かれた、世界の縮図」を意味する「マンダラ」です。
手作業で描かれた模様は、ひとつとして同じものがありません。
どの器もそれ自体が完成された一枚絵のようでありながら、他の器と組み合わせたとき、また違う表情を見せてくれる。それはまるで、風景が季節や時間によって変わるような自然な変化のようです。
春から初夏へ、やわらかな風にそよぐ草木を思わせる「薫風」。
スポンジで呉須をトントンと叩くように重ねて生まれる、にじみと揺らぎ。
音のない風景のように、静かに、けれど確かにそこに存在するやさしさを感じさせます。
しんと静まり返った冬の大地に、ところどころ白く積もる雪。
そんな情景を閉じ込めたような「斑雪」は、化粧土による凹凸のある生地に、スポンジで呉須をのせることで生まれる柄だそうです。
雪のまだら模様が、ひとつひとつ異なる表情を見せ、どこか余白のある美しさを演出しています。
空の向こうに輝く太陽の残像のような「飛輪」は、シリーズの中でもひときわ神秘的な存在。
マットな釉薬をかけたあと、さらに異なる2種の釉薬を丁寧に吹きつけることで、色と光が複雑に交差し合う表情を作り出しています。
その表面はまるで微細な宇宙。時間や角度によって見え方が変わる、不思議な器です。
手つかずの石や岩の表面のような、凛とした静けさを持つ「白妙」。
浮かび上がる凹凸は、まるで自然の造形そのもの。
一見単調に見えがちな白い器ですが、不均一なテクスチャーが奥行を出しています。
烏羽は羽ばたく烏のイメージを投影した柄です。
赤土の素地に含まれる鉄分を活かし、刷毛で化粧土を塗り重ねて立体的な表情をつくり出しています。
その上から黒釉をかけたのち、表面をスポンジで丁寧に拭い取ることで、ところどころに赤土の温かな色合いが浮かび上がります。動きと陰影が織りなす、深みのある仕上がりが魅力です。
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土に含まれる鉄分が焼成時 表面に黒い点として現れたものです。赤土・黒土に多く見られます。
文様の釉薬には、にじみ・ムラ・濃淡などが見られ、太さや線の位置が異なります。
濃淡やムラが出やすい絵具になっております。縁の焦げは途切れる事がございます。鉄分を多く含む絵具の特徴ですので予めご了承ください。
当店は、「食べる」につながるモノやコトをお届けするお店です。
それは料理をよりおいしそうに見せてくれる器だったり、かける手間や時間ごと楽しむ調理器具だったり、はたまた読み物だったり。
私たちは「感覚的でスピード感のある買い物を促す場所ではなく、商品説明をじっくりと読んで想像力を働かせ、納得感とワクワク感をもって購入するお店」を目指し、本当に良いと思ったモノだけを、ありのままの言葉で伝えることを何より大切にしています。
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