ワイングラスでもコップでもない
「ゴブレットグラス」とは。
1910年創業の老舗ガラスメーカー木村硝子さんは、工場を持たないメーカーとして 多くの職人さんや工場と連携し、様々なオリジナルデザインのグラスを制作しています。
その中のひとつである ろーたす は、「ゴブレットグラス」という脚付きのグラスです。
元々ゴブレットグラスというものを知らなかったこともあり、こんなかわいらしいグラスがあるんだと驚いたものです。
ゴブレットグラスにも様々な種類がありますが、ろーたすの特徴はなんといってもこのフォルム。
口径と底までがまっすぐなラインと、指がぎりぎり入るステム(脚)の高さがクラシカルな雰囲気を纏っています。
見た目はワイングラスに近いですが どっしりとした安定感と、約340ccが入るたっぷりめな容量など、使い勝手はコップ寄り。
口も広いため用途が限定されず、お酒やジュースなどのドリンクはもちろん パフェなどのデザートカップとして使用しても素敵です。
国内のガラス職人さんが
ひとつひとつ作っています。
シキとサイで展開している同一ブランドのグラス(ワサビやソバ、ガウディなど)と比べると少し値が張りますが、これには製造方法が関係しています。
ろーたすはガラスを金型に入れ、息を吹き込む「型吹きガラス」という技法を取っているため 完全にハンドメイドの製品です。(ワサビ/ソバ/ガウディはマシンメイドになります)
高度な技術と経験を持つ職人さんによって、ひとつずつ丁寧に作られるろーたすはどうしても生産量が少なくなってしまい、そのぶん価格にも反映されているというわけです。
長年の技術と経験の結晶ともいえるろーたす。使うたび、眺めるたび、じんわりと満足感がわいてくる逸品です。正直この価格でもまだまだ安いのではないかな・・・と思ってしまいます。
ろーたす 10oz / フリシティブラック フォークS
木村硝子店といえば「うすグラス」が有名ですが、ろーたすの厚みは約2mmほど。
ゴブレットグラスにしては薄口で透明度も高いですが、緊張せずに使える絶妙な厚みです。
よりグラスの透明度を味わいたいのであればぜひBirdy.Supplyのグラス専用のクロスがおすすめ。
専用とだけあり、その仕上がりの美しさは他のクロスとは一線を画します。
テキスト:栗山 萌
写 真 :天神 雄人
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